さくま学園

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5つの能力を育成し豊かな心と知性を育みます

知性は、①指先→空間→図形→数論理→言語→社会性という順番で認識能力を高めながら発達していきます。

①指先能力

 物を握ったり、摘むこと、目と手を協調させて使うという能力は人間が進化を遂げる基となったものです。指先の調整能力が未発達の子どもは、学ぶ力が弱く思考力や想像力も低いレベルなので新しい問題を解決しようという意欲が育ちません。また、精神的にも知的にも自立していない子どもは片手で物を処理しようとします。もう一方の片手は、親の手や体や服を握っているのです。親とつながることにより肉体も精神も頭も親の一部となり、自立していないのです。
指先能力を高めるには、両手を使った遊びをさせることが大切です。目と手を協調させて物事を完成させる経験と両手の関係の中で一つのことができあがるということが生きていくための基礎となるのです。 関係の中で存在しています。

②空間能力

 三次元空間把握能力は人間が創った後天的な能力なので放っておいて育つものではありません。知性の中に空間把握能力がないと解答はできても問題解決能力は育ちません。人間関係を理解し良好に保つためには三次元的知性や思考力、つまり他者の心にまで配慮できる知性が必要です。空間把握能力を伸ばすと全教科の成績を驚異的に伸ばすことができます。

③図形能力

 人が地球上の物体をとらえるためにはユーグリット幾何学を自らの頭の中に構築する必要があります。ユーグリット幾何学たは、2000年以上前に確立された空間と図形の学問です。90%以上の脳が創りあげられる幼児期に図形形態能力が立ち上がります。

④数論理能力

 数学的思考力とは、空間位置把握力能力と図形形態把握能力と数論理能力が総合されたものであり、現実を知的に理解する方法の体系的能力です。すべての能力は数学的能力に集約され、その土壌の中から花開くのです。そのために楽しく刺激するように子どもに与え、数学的知性や思考力を育て上げる必要があります。

⑤言語能力

 本をたくさん読んでもそれだけで言語能力は伸びません。思考力を高め他者とのコミュニケーションを求めて自然に本を読みだしたとき、本当の言語能力が育つのです。
高い知性を育てるためには高い言語能力が必要です。そして、高い言語能力は高い社会性を持っています。言語能力は数学的思考力(空間、図形、数論理能力)の表現技術に過ぎません。よって数学的思考力の高いこどもは国語の成績も良いのです。


※ピグマリオン学育のカリキュラムには、1回のレッスン中に必ず①~⑤の能力を取り入れています。

ピグマリオン幼児学育研究所会長
幼児教育家 ピグマリオン学育メソッド開発者 (社)思考力教育学会理事長 (社)日本スリランカ教育協会理事長 浜学園はまキッズ顧問  スリランカ民主社会主義共和国文部省顧問など。
心と能力を同時に育てる独自のピグマリオンメソッドを構築し幼児~小学校低学年教育に驚異的な成果をあげている。灘中合格者日本一の浜学園が運営する幼児教育部門「はまキッズ」の教材・教具・カリキュラムは、伊藤の提供である。また、全国800ヶ所以上の教室を持つパズル道場の空間把握理論は伊藤の提供であり、パズル道場最高顧問を務める。

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